AO入試・推薦入試のメリットデメリット
高校生活

大学受験のAO入試や推薦入試のメリット・デメリットは?

AO入試・推薦入試を狙っている学生も多いはず!

センター試験と各大学で行われる二次試験を受験する大学一般入試は最もメジャーな受験方法です。
一般入試は大学受験の王道と言える受験方法ですが、受験勉強をせず大学に合格しようとすることは非常に難しいです。
科目数の多い志望校を受験する場合は、連日勉強しなければいけませんが、AO入試・推薦入試の場合は、学問だけでなく自分の能力、考え方、高校の成績を基準に受験に挑むことができる制度です。
推薦入試だけでなく、AO入試を検討している受験生もいるでしょう。今回は、AO入試、推薦入試のメリット・デメリットを紹介いたします。

AO入試・推薦入試のメリット

AO・推薦入試のメリットは何といっても学力試験を免除してもらえることです。
毎年多くの受験生が推薦入試に挑んでいます。

平成29年度は、大学全体で108,866名の入学志願者がおり、うち合格者数は58,897名でした。また、国・公・私立別に競争率(志願者数÷合格者数)を見ると、国立大学3.4倍、公立大学3.2倍、私立大学1.7倍となっています。

自分の個性を活かした受験ができます。他の人が持っていない特技や考え方がある人は、大学面接官へアピールしましょう。
AO入試は受験が免除される代わりに志望動機を書く必要があります。どれくらい熱意をもって、入学したい大学を選んだのか面接官を説得しなければいけません。志望動機、在学中にしたいこと、今までの実績、将来の自分が目指しているものを伝えられるようにまとめておきましょう。

AO入試・推薦入試のデメリット

AO入試・推薦入試のデメリットは、合格後、大学の学力についていくための負担が大きくなる場合があることです。
2019年の段階では多くのAO入試・推薦入試は学力試験が免除され、代わりに小論文や面接を重視するため、志望校の綿密な情報収集が必要になります。学校のサイトに書いていることには目を通しておき、事前にオープンキャンパスで情報収集する必要があります。
またAO・推薦入試に不合格になった時のことも考えて、一般入試に備えた勉強はしっかりと行いましょう。
特に気を付けたいのが2020年以降のAO・推薦入試です。2020年以降は大学独自の学力テストが加わり、しっかりと講義についてくることができるレベルの学生かを大学側が判断します。

さらにAO・推薦入試はあなたが所属していた高校を背負うことになります。もし中退になるとあなたの出身高校からAO・推薦入試を断るケースもあるようです。また入学後ちゃんと単位を取得しているかなど成績モニタリングも厳しく行われます。成績が不振な場合、不利益を被る可能性もあるので、一般入試のレベルをたもちつつ、AO・推薦入試にのぞみましょう。

AO入試を行っている学校を探す場合、近くの学校なら先生に確認するといいでしょう。
オープンキャンパスを探せるサイトで、検索フォームにAO入試と入れても探すことができます。直近に開催されるAO入試実施校の、オープンキャンパスを確認できるため便利です。季節によってオープンキャンパスの開催回数が異なるため、定期的に検索するといいでしょう。