高校を卒業し大学へ進学を機に一人暮らしを始める人は多くいます。
地方から上京するために一人暮らしを選ぶ人もいれば、実家と大学が同じ地域内であっても親元から独立する人もいるでしょう。
一方、距離が離れていてもお金の面を考慮して実家から通うことを選ぶ人もいます。
大学進学で一人暮らしを始める人はどのくらいいるのか、一人暮らしで住む場所、メリットについて紹介していきます。
一人暮らしをしている大学生の割合
日本学生支援機構の調査によると実家から大学へ通っている人は約47.4%、学生寮は約5.2%、下宿やアパートを借りている人が約47.5%となっています。
同じ調査で通学時間を見ると片道1時間以上かかる場合、実家暮らしと一人暮らしで差が出てきているのを見ると、通学時間は一人暮らしをするうえで大きな要素となるようです。
一人暮らしのメリット
大学生が一人暮らしを選択するメリットは以下の通りです。
通学時間の短縮
実家から大学まで通う場合、定期代や通学時間がかかります。一人暮らしの場合、通学時間でかかった時間を勉強やアルバイト、サークルの時間に充てることができます。
自立できる
一人暮らしを始めると、炊事・洗濯・掃除・買い物など今までご両親がやってくれたことをすべて自分でやらなくてはなりません。さらに、生活費のやりくりもします。
慣れないうちは大変ですが、生活していくうちに慣れてくるのであまり心配する必要はありません。
一人暮らしの住まい
一人暮らしの住まいは様々なタイプがあります。どこがいいかは悩むところです。それぞれの特徴について紹介します。
一般賃貸住宅
希望のエリアから家賃、間取り、設備などこだわって選べます。また、家事全般を自分でやらなくてはならないため、生活力を身につけることができるのがメリットです。
学生マンション・学生アパート
入居者を学生限定にした賃貸住宅です。ほとんど一般賃貸住宅と同じですが、大学から近く、セキュリティ面が充実した物件が多いのが特徴です。
画像出典:東京都立大学(首都大学東京)南大沢キャンパス生のための学生マンション|【食事付】学生マンション|学生マンションドットコムより
学生寮
大学が用意する学生専用の物件です。同じ大学の仲間たちと同じ屋根の下で暮らすことで、共同生活のスキルを身につけられます。