金融系
職業一覧

金融系の職業

お金に関するプロフェッショナル

私達の生活に欠かすことができないお金を扱う仕事は、非常にデリケートな部分でもあることから専門的な知識を持っている方が従事することになります。
専門の資格が必要になる場合もありますが、就職後に少しずつスキルを習得できる場合もあり、いずれにしてもお金の流れに関する基本的な知識をあらかじめ習得しておいた方が就職時にも有利になると考えられます。
ここでは、代表的な金融系の職業についていくつかご紹介します。

銀行員

お金を扱う専門職として、一般的に身近な存在なのが銀行員です。
窓口でお客さまと直接やり取りをする場合や、お得意先を訪問しながら渉外活動を行う場合もあります。
それぞれの担当によって仕事内容は異なりますが、基本的にはお金の融資や為替業務などのお金の出し入れを取り扱うため、信用第一の仕事です。

銀行の窓口は一部を除いて一般的には15時までですが、この時間で帰宅できるわけではなく、その後も他の業務に従事します。
繁忙期は、深夜まで残業している方も少なくありません。

銀行員になりたい場合は、簿記やファイナンシャルプランナーの資格を取得していれば就活の際に有利になる可能性が高いでしょう。

保険外交員

保険外交員とは、顧客に直接会って保険商品の説明をしながら営業活動を行うのが仕事です。

最近は、通販型の保険商品を取り扱う会社が増えましたが、それでも直接営業と話をしながら加入を検討して良いお付き合いをしたいというニーズも根強く残っています。
生命保険に関しては女性が外交員として活躍しているケースが多く、全体の約9割を占めていると言われているため、結婚や出産をしてからも続けられる仕事として注目されています。

保険外交員に求められるスキルは何と言ってもコミュニケーション力で、まずは顧客との信頼関係をしっかり築くことが大切です。
新規に顧客を獲得するための行動力も必要になり、もちろんお金の流れに関する知識も必要で、生涯に渡る人生設計も含めて相談に乗るために、FPの資格を取得する方も多いです。

税理士

お金に関する専門資格は色々ありますが、士業として活躍できる税理士も人気があります。
国家資格の中でも、税理士はかなり難易度が高いとされており、一発合格を実現するのもかなり難しいとされています。
税理士の国家資格を取得後は税理士事務所で勤務したり、民間企業の財務部門で勤務するのが一般的です。

事務所によっては、資格取得を目指して勉強しながら並行して実務経験を積むという方法もあり、まずはアルバイトやパートとして採用するという場合もあるようです。

他にも、独立開業をするという選択肢もありますが、既に付き合いのある税理士が存在している会社がほとんどなので、よほど強いコネクションを持っていなければ十分な収入を確保するのは難しいでしょう。
前述した保険外交員のように、女性に人気のある資格としても挙がっていて、一度資格を取ってしまえば長く働けるというメリットもあります。